読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

第10話 男の隠れ家

 

 

西日本山口県なら仙台より暖かいと思ってたけど、全然寒いのね。むしろ仙台より寒い。

 

多分俺が住んでる目の前が海沿いだから余計に寒いのかもしれないけどね。

 

そんな中ヨット部の練習は続くわけですが、

 

ウエットスーツ

パドジャケ

トラウザース

 

この3点セットで基本乗り切る人が多いです。

 

そんな中昨日のぼくの装備は

 

ウエットスーツ

ネックウォーマー

ニット帽

 

 

何だか凄い変態みたいな格好だと思います。

 

もちろん寒いのなんの。

ヨットに乗ってるときは全然寒くないんですね。アドレナリンの効果で。

 

ヨット乗った後、二時間ほど救助船(モビーディック)で待機してるんだけど、そこで死ぬ。

 

 

雪山とかで遭難すると、

「おい、寝るなしっかりしろ!寝たら死ぬぞ!!おい!しっかりしろ!」

 

って台詞あるじゃん。

 

モビーの上で俺の頭の中ではこの台詞が過るわけです。

 

なんか眠くなるんだよね。

でもこの低体温で寝たら死ぬんじゃないかってちょっと不安なんだよね。

 

熱いお湯が入れてあったペットボトルがモビーに何本かあったから、それを開けて手にかけてみたさ。

 

温いわけさ。

 

たいさん「うーん、ぬるいねえ」

 

たーべ先輩も僅な温もりを感じるために手を伸ばす。

 

たーべ先輩「冷たっ!!詐欺かよ!!怒」

 

 

俺はここで気づかされた。

自分の感覚を信じていてはいけない。

 

温いと思っていたこのお湯は、実はお湯ではなかったのだ。

 

かといって、温いと感じる冷水をかけるのはやめられず全部使いきったのち、

 

俺はたーべ先輩にギャグの1つも返せずにただ無言で力なく座りこんだ。

 

 

早いところパドジャケは買っておかないとまたモビーの上で雪山の台詞が浮かんでくる。

 

 

今週からバイト週4なのでね。

風邪ひいてる場合じゃないですよ。

 

 

さて、本題に移ろう。

 

 

こないだ電気止められた時の名残かな、 トイレは電気着けない方が落ち着くようになった。

 

もともと煌々と灯りが点いているよりも、薄暗いくらいの方が好きなんだよ。

 

だから夜に俺の家来る人はわかると思うけど、天井の照明は基本使わずに間接照明だけで過ごしてるでしょ、

 

そっちの方が落ち着くんだよね。

眩しくなくて。

 

俺の好きな雑誌に、『男の隠れ家』という雑誌がある。

 

俺はこれに載ってる隠れ家の写真を見るのが好きで、自分もいつかオリジナル隠れ家を設計したいと夢見てる。


f:id:kurochan719:20161128122017j:image

 

こうゆうのとかね。

男の隠れ家といったらだいたい2パターン。

 書斎が中心orガレージが中心なんだけど、

 


f:id:kurochan719:20161128122055j:image

 

 

これは違うよね。

書斎でもガレージでもない。

でも書斎として使ってしまうことができる。

 

いいよね。それがいい。

 

みんなが集まって使えるような机を自分一人で独占して使うのが素晴らしい。

 

 


f:id:kurochan719:20161128122809j:image

 

これはダメです。

長い木の机は最高なのに、戦闘力が足りない。片付き過ぎている。

 

さっぱりしている。

つまりどういうことかというと、この部屋の持ち主の頭のなかは空っぽって訳です。

 

非常につまらない。

 

 

戦闘力の高さとはどういうものか。

 


f:id:kurochan719:20161128122004j:image

 

 

こういうことです。

 

 

 

ところで上に載せた4枚の写真のうち共通しているのはなんでしょうか。

 

そう、薄暗さなのです。

 

男の隠れ家は薄暗いのです。

 

そして落ち着いているのです。

 

 

男という生き物は、外の世界に狩りに出かけて獲物や敵と闘ってくるわけです。

 

闘った後、男が求めるものは自分の心身を休める安全地帯、すなわち隠れ家なわけです。

 

隠れ家は落ち着いていたほうがよく、自分一人だけの空間=サンクチュアリーです。

 

サーブル410もまだまだ発展途上ではあるが、今後も秘密基地作りは続いていくでしょう。